加藤七宝

三代目見習い日記

尾張七宝「帯留め」体験教室

2009年 8月 24日

8月23日の日曜日、豊田市にある「PIPOの教室」(豊田市西町5-5 VITS豊田タウン)
にて七宝焼の体験教室を開催しました。PIPOさんは、多彩なジャンルの教室を展開
しており、今回は「着物大好き講座」内の一回で「自分だけの七宝帯留め作り」体験教室でした。
今回は、午前・午後に分けての一回2時間の教室を、2回開催しました。午前5名/午後8名
の参加者があり、皆さん尾張七宝初体験で、帯留めづくりを体験されました。
今回の体験では、本格尾張七宝の醍醐味を体験して頂けるように尾張七宝独特の有線技法を使った体験教室で、「銀線を立てる」「釉薬をさす」という2つの工程体験を中心に行いました。

彩色:絵の具をさしています。皆さん真剣です。

たくさんの質問が出て大忙しでしたが、充実した内容だったと思います。

仕上げ:生徒さん達が一生懸命細工した手跡がちゃんと残るように仕上げします。

焼成後、電気炉から取り出したばかりの作品です。
十人十色、個性豊かな帯留めです。皆さんの作品は一度製作所に
持ち帰り、透明釉薬を重ね焼成し、凹凸がないように滑らかにしてから艶を出し金具を付けたら完成です。
完成後の皆さんの作品は、またアップしたいと思います。
加藤七宝製作所も参加しているNPO「持続可能な伝統文化を守る会」を通じて今回のお話をいただき、尾張七宝に興味を持ってもらうきっかけになればと思い、この体験教室を開催しました。
けっこうハードな一日でしたが、皆さんが熱心に七宝の話に耳を傾けられ、悪戦苦闘しながらも一生懸命作業しているのがとても印象的で、焼き上がった自分の作品を見て歓声があがり、喜んでいる姿を見たときは僕も嬉しくなり、やってよかったなと充実感に包まれました。
参考:PIPOの教室 http://www.pi-po.jp/
NPO法人 持続可能な伝統文化を守る会 http://dentoubunka.jp/

posted by Yoshiro Kato

8寸口細形の梅詰花瓶の施釉

2009年 8月 18日

塗り込みの工程から絵の具を施していく「施釉」の工程です。
銀線の内側と外側にそれぞれの色釉薬をいろんな大きさの筆やホセと呼ばれるへらなどを使って、一カ所一カ所ていねいに色付けしていくのですが、滞りなく作業を進めるにはかなりの熟練が必要になります。
まず一番のポイントとなるのは釉薬の水分量で、多すぎれば流れてしまいますし、少なすぎれば釉薬が思うように動かないため、常に適当な水分量をコントロールしながら作業することが求められます。
額などの平面状の場合は少々水分量が多めになっても、水平ですので施した釉薬が流れ出て模様が台無しになることはほとんどありませんが、立体の場合は常に作業面を水平に維持しての作業になりますので、「馬」と呼んでいる専用の手作り作業台などを使って、安定した状態を維持しながら作業しています。
今回紹介している8寸口細形の花瓶は、形が球体に近いため水平を維持することにとても気を使いました。
全ての部分に釉薬を施したら、しっかりと乾燥させてから800℃程度の温度で焼成します。
また、釉薬は銀線の高さを少し超えるくらいに施します。
写真のようにもりもりな感じに釉薬を施しておいても、焼成するとかなり収縮して銀線がまだまだ飛び出た感じになります。
施釉と焼成を何度か繰り返し、焼成した状態で銀線が全て釉薬で覆われるくらいの高さになるまで繰り返していきます。
次回、焼成の模様を予定しています。

posted by Yoshiro Kato

完成間近

2009年 8月 9日

構想から2年以上の歳月をかけてきたわが加藤七宝製作所のウェブサイトも、尽力して頂いた皆さんのおかげでいよいよ完成間近というところまできています。
何もないところから始めて手探りでこつこつと積み上げてきたものが、今ここまでの形になってきたことはとても感慨深いものです。
プロにお願いするという選択肢もあったなか、自分たちの手で作り上げていったことは間違いではなかったと思います。
このサイトは、尾張七宝の魅力を正しく知って頂くことを第一の目的としています。
尾張七宝というかなり特殊なジャンルなので、内容からデザインイメージまで細かいところにまで気配りの行き届いた魅力あるサイト作りをしなければなりません。そのためには、やっぱり日々製作に携わっている人間が主導になって、かなり柔軟性のある状態のなかでやらなければできないと感じるからです。
幸運なことにいい友人に恵まれ、それが可能でした。
以前から何度も七宝作りを経験し、よく事情も知っている田辺君にサイトデザインをほぼ全面的に依頼しました。彼のデザインセンスの高さはこのサイトを見たらよく分かると思います。
プログラミングは大学でメディアデザインを専攻していて、これまでにウェブ製作の仕事をいくつもこなしてきている勝島君にお願いしました。IT企業に就職内定も決まっている彼は、もうほとんどプロです。
この二人には感謝しきれなほどお世話になっちゃいました。このご恩に報いるためにもこのサイトをしっかりと育てていき、尾張七宝をもっともっと知ってもらい今後の継承・発展につなげていけたらと思っています。
それからサイトの脇を彩ってくれた小山さん・宮崎さん、それから内藤さんにも感謝です。この場をかりて深くお礼申し上げます。ありがとうございました。
当初の目的通り、尾張七宝の魅力を伝えるに十分な内容になったと自負しています。
今後、ブログを中心にフォトギャラリーや製品の紹介なども充実させていきたいと思っています。このサイトに訪れてくれた方には、ぜひ、じっくりゆっくりご覧頂ければと願います。

posted by Yoshiro Kato

型友禅の体験教室

2009年 8月 2日

先日、名古屋のウィル愛知にて開催された型友禅の体験教室のお手伝いに行ってきました。
NPO法人持続可能な伝統文化を守る会という会がありまして、東海地区にあるさまざまな伝統文化に携わる方達が参加して、その技術や文化を未来に継承いくために体験教室をはじめとして幅広い活動をしています。
その活動趣旨に賛同し加藤七宝も参加しており、この会を通して尾張七宝の体験教室も何度かしてきました。
今回は、型友禅の体験教室で大人向けと子供向けの2本立ての教室同時開催でした。
あらかじめ輪郭線が描かれた生地に、伊勢型紙を使っていろんな色の染料を入れていきます。伝統工芸士でもある先生にぼかしの技法を教えてもらって、皆さん試行錯誤しながら個性豊かな自分だけの作品を仕上げていました。
NPO法人持続可能な伝統文化を守る会では、このほかにもさまざまな活動をしています。
もし興味のある方はこちらで情報が発信されていますので一度ご覧ください。
http://dentoubunka.jp/

posted by Yoshiro Kato

深夜のWEB制作

2009年 8月 2日

昨日から、5台のパソコンを駆使して、web制作メンバー泊り込みでWEB制作合宿をしています。
色々と紆余曲折ありましたが、ホームページ・ネットショップ立ち上げに向け、だいぶ大詰めを迎えてきています。
ただ、まだまだやることだらけのなか想定外なこともあったりして、ちゃんとした状態で見ていただける目途がなかなか立たないのが現状なんですが、みんな気合を入れて頑張っています。

posted by Yoshiro Kato

ページのトップへ