9寸太 海松藍(みるあい)藤文 壺
日本独特の優美な花姿の藤は、古来より芸能芸術文化の象徴となる植物で、七宝でも明治より多く用いられた題材である。風に揺られる優雅な花房を、たおやかに表現している。
神経を研ぎすまし細部までこだわった表現は、尾張七宝を知り尽くした作者にしかできない領域のものである。尚、地色の海松藍(日本の伝統色で青みがかった深緑)は、何十色も調合した上にやっと完成させた、作者独自の色調である。
有線本七宝
高さ約28㎝
- 花瓶 FLOWER VASES
- 額 PICTURES
- アクセサリー ACCESSORIES
- 田辺堂 TANABE-DO
- 小物入れ BOXES
- 帯留め SASH BANDS
- 箸置き CHOPSTICK REST
- 茶道具 TEA THINGS
- 香炉・香合 INCENSE BURNERS
- 特別作品 SPECIAL WORKS