加藤七宝

三代目見習い日記

新たな市場への挑戦

2012年 10月 22日


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上の写真は、先日吹上ホールで行われた展示会で、初めてのお披露目となりました七宝製の手洗器です。
1年半ほど前、とある水回り関連の専門メーカー様から製作のお話をいただき、度重なる打ち合わせと試作を繰り返して完成させたものが、この度いよいよお披露目となりました。
来年度の総合建材カタログに上記の赤のほか、同じシリーズで緑と青の計3色の七宝手洗器がラインナップされる予定です。
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実は、試作段階において予想外の問題が立ちはだかり、商品化をあきらめかけた時もありました。
しかし、これまで培った技術と経験から解決の糸口を見つけることができて、なんとかここまで来ることができました。
製法を確立するのに苦労した分、完成した時の喜びも一入で、展示会で目にした時はしばらく一人で感慨に耽っていました(笑)
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これから本格的に市場に出ていく段階なので、まだまだこれからなんですが、これまでほとんどお付き合いのない業界とのコラボですし、今後どのようになっていくかぼく自身わくわくしています。
製作の間、思いがけない苦労はありましたが、たくさん勉強できて張り合いのある日々を過ごさせていただきました。
この場をお借りして、関係者の皆様に深く御礼申し上げます。

株式会社 カクダイ URL
http://kakudai.jp/
商品ページ URL
http://kakudai.jp/new/index.html

posted by Yoshiro Kato

第46回日本七宝作家協会国際展

2012年 6月 6日


上の写真は2代目、勝己の作品「花づくし 花瓶」です。
これもまた父が長い時間をかけて制作した作品で、この度、(公社)日本七宝作家協会主催の「第46回日本七宝作家協会国際展」の一般公募の部において、奨励賞をいただくこととなりました。
この作品は、7月下旬に東京都美術館で展示もされます。
お近くの方は、ぜひ足をお運びいただきますようお願い申し上げます。
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東京都美術館 ロビー階 第1展示室
東京都台東区上野公園8−36
2012年7月25日(水)〜31日(火)
9:30~17:30(入場16:00まで 最終日14:00展示終了)
入場料 一般500円 学生400円 中学生以下無料

posted by Yoshiro Kato

菊詰め 彩色

2011年 2月 8日

先日の植線からの続きを更新したいと思います。
今回は、彩色の作業です。
細かく銀線を立てた花瓶を一度炉に入れ、線がとれないように焼き付けた後、いよいよ釉薬をさしていきます。
この作業も気の遠くなる作業ですが、一カ所ずつ根気よく丁寧にそれぞれの色をさしていきます。

細部にまで注意を払います。菊の中心と葉にはすべてグラデーションを施しています。

葉の部分で5色程度、花の部分で4色程度の釉薬を使用しています。
絵の具がさしやすいように、すべての絵の具は常に手元に置いてあります。

口元にも絵の具をさしたら、一通り花瓶一周彩色の完成です。
植線ほどではないですが、この作業も何日もかけて少しずつ完成させました。
次回、焼成後の様子をお楽しみに。

posted by Yoshiro Kato

新作の途中

2010年 12月 6日

今、「菊詰め」の新作を父・勝己が製作中です。
今回の菊詰めは赤透け(赤色透明釉)をベースにした、高さ約20センチくらいの花瓶です。
写真は、赤のベース加工を終えた状態の素地全体に銀線を立てた様子ですが、非常に細密な作業で、銀線を立てるだけで途方もない時間がかかっています。
こつこつと一ヶ月以上かけて、植線を終わらせたようです。
ここまで手をかける作品は、なかなかお目にかかれないと思います。
いつ完成するか分かりませんが、今後の展開はまたアップしていきたいと思います。


posted by Yoshiro Kato

100歳のお祝い記念品

2010年 9月 18日

数ヶ月前の新聞記事に、愛知県から毎年送られている「敬老の日のお祝い品」についての記事がありました。
これまで、愛知県内で100歳を迎えられた方々には、県からのお祝いとして現金と記念品がプレゼントされていましたが、今年は変更して花束と愛知県ならではの伝統工芸品をということになり、「尾張七宝」もその一つに検討されている、とありました。
それからしばらくして、取引先の方からこの記念品についてのお仕事のお話を頂き、当製作所からもいくつか見本をお出ししておりました。
県内の他の工芸品を含めいろいろと候補作品があった中、その記念品として最終的に選ばれたのが、当製作所の「尾張七宝額 かきつばた」でした。
かきつばたは愛知県の県花です。

9月20日の敬老の日を前に、神田知事が数えで100歳を迎えられた方を訪問し、花束と記念品であるかきつばたの額を贈られた様子が、先日名古屋の主要放送局のニュースで放送されていました。
一つ一つ心を込めて製作した品が、こうして記念品として使われている様子を目の当たりにする機会はなかなかあることではないので、ニュース映像で額が映っている様子を見たときは感慨深い思いでいっぱいになりました。
名古屋市内の方々にはすでに、お手元に届いているそうで、100歳を迎えられた方々に奇麗な作品だと喜んでいただけたら嬉しいなと思います。
また「かきつばた」の花言葉の中には「幸福」や「幸運」というものが含まれています。受け取っていただいた方々には、さらにお元気でご健康であられることを願っています。
最後に、規模が大きなお仕事とあり、打ち合わせから納品に至るまで、取引業者の方や関係各位の皆様方には大変お世話になりました。この場をおかりしてお礼申しあげます。
誠に有り難うございました。

posted by Yoshiro Kato

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